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歯とゴルフ

[2018.09.15]

ゴルフ2みなさんこんにちは

今日は歯とゴルフについてお話します。

いいショットを打つために大切なことはなんですか?

きちんと噛み合わせていられるかということが重要ですか?

安定しない咬合状態では思いっきり力は入らないといえます。例えば重い荷物を持つ時に口を開けたままで持つか、喰いしばって持つかでは力の入り具合が・・・

という話はまた今度します。

今日の本題は歯医者で作る金属の詰め物やかぶせ物の話です。

歯科で金属の詰め物やかぶせ物(以下補綴物と言います)を作る場合、どうやって作るかご存知ですか?

1、寒天やアルギン酸(かまぼことかに入ってるやつです)やシリコンを使って歯型を取ります。

2、そこに石膏を流し入れます。

3、固まったら石膏を取り出して整えて、作りたい歯の補綴物部分を盛り上げるなりディップするなりといった方法でロウ(ワックス)で作ります。

4、そのロウでできた補綴物の原型をまた石膏に埋め込みます

5、高温で焼いてロウを溶かし、そのロウがいたであろう空洞部分に高温で溶かした金属(金や銀やパラジウムなど貴金属を多く含むものが保険診療で多く使われるものです)を流し込みます。

6、冷やします。

7、取り出します。

8、磨きます。

9、できあがり

ものすごく大雑把な流れですが、こういう風に作ります。これは1907年にタガールトという歯科医師によって発表されたらしいロストワックス法という方法です。

そこでゴルフの話につながります。

実は多くのゴルフのアイアンとかメタルウッドもロストワックス法が使われているそうです。

そんなにゴルフの話は広げられないので、勝手ですがゴルフの話は置いておいて歯の話に戻ります。

9個の流れをみなさんもう一度見てください。

型をとる材料は水分によって膨張、収縮します。

石膏も水分で膨張、収縮します。

水分があるかないかで硬化するスピードや精度も変わります。

金属は熱によって膨張、収縮します。

ロウも熱で膨張、収縮します。

全ての材料、過程で適切な水分量、温度、時間、それを細かく守って膨張と収縮を繰り返しながらも補綴物は精度10ミクロン程度の誤差までを目指しています。

ところが、どんなに精巧な補綴物を作ろうと思っても患者さんの歯に食べかすがつまっていたり、歯周病で歯茎が腫れていたり、出血しやすくなっているとそれはなかなか難しくなってしまいます。

ただでさえ金属は歯と接着するのが難しいのですが、その上適合の悪い補綴物をつけるとなるとその補綴物の土台となる歯は本来守ってくれるはずの補綴物と土台との間にできてしまった隙間に菌の住処を提供してしまうことになるわけです。金属の補綴物を装着した歯の15年後の残存率は68%という結果もでてるそうです。

そんな悲しい流れを少しでも防ぐため、たけの子歯科では歯周病治療や指導を優先して行っています。今だけでなく、ずっと健康でいていただくために。

そしてたけの子歯科では金属の補綴だけでなくセラミックによる治療も行っています。保険診療ではないですが、光学印象といってカメラで口腔内をスキャンし、PC上で補綴物を設計し、セラミックを削り出しで形成する治療法です。ほとんどの治療は約1時間で受けていただけるだけでなく、膨張収縮といった問題もなく、金属アレルギーの心配もありません。ご自身の歯の色に合わせたセラミックブロックを削り出すため自然な仕上がりになります。

光学印象だからこそ精密で隙間がほとんどなく、歯と接着することができるので15年後の残存率は通常治療と比較して93%ととても予後がいいことが報告されています。

何か不安や疑問点などあればいつでもお尋ねください。

一緒にあなたのお口の健康を守らせていただきます。

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