吸入鎮静法(笑気ガス )
『子供の頃から歯医者が怖い』なんて方いらっしゃいますよね
『あの音が怖い』
『痛かった記憶があって怖い』
『無理やりやられた』
などなど、一度怖い・嫌だと感じたものは脳に記憶されます。普通に文章や物事を記憶するよりも、その時の強い感情がプラスされると記憶の強さは一気に大きなものとなります。記憶は海馬という部分を使って行われますが、感情の記憶は扁桃体という場所も必要になります。一人で覚えるより二人で覚えた方が確実ですよね。
特に子供の頃は脳も沢山のことを学ばなければと記憶力も旺盛ですので余計にその強さは増強しています。
今気になるところ見てほしいところがあってもそういうトラウマ的要素があってなかなか歯医者に行けない患者様は是非一度おいでください。
当院では気持ちをリラックスさせる方法として笑気ガスというガスを使った鎮静法を実施しています。
<笑気ガスによる治療>
痛いのが怖くて歯医者に行けない方向けの療法として、笑気麻酔沈静法があります。笑気ガスの吸入を行ない、局所麻酔を併用する事で痛みの少ない治療を行なうことが可能です。
笑気ガスは亜酸化窒素というガスの事で、酸素と混ぜて使います。
施術中は寝てしまうわけでは無いのですがまどろんだような状態でとてもリラックスいただけます。
このガスの利点として多少の鎮痛効果もあるため、痛みに敏感な方にも効果が望めます。
保険診療で行うことができます。